沖縄離島のビーチ

那覇から日帰りでウミガメに会える「とかしくビーチ」遭遇率を増やす準備は?

ウミガメ見たくないですか?一緒に泳いでみたくないですか?

沖縄でウミガメを見るには宮古島などの離島に行かなければと考えますよね。

じつは、那覇から日帰りで気楽にウミガメを見に行ける場所があります。那覇に仕事やワーケーションで来たときには1日休みを作ればウミガメに会いに行けますよ。

場所は渡嘉敷島(とかしきじま)の「とかしくビーチ」です。

那覇から船で35分の渡嘉敷島(とかしき)

渡嘉敷島は沖縄本島の那覇からみて西にある離島で、高速船で35分で到着できるとても近い離島です。

船は那覇の中心から近い泊港(とまりん)から出発しますので港に行くにも時間はかかりません。

沖縄本島で美しいビーチに行くには北部の恩納村までは行く必要があり、車で1時間程度かかるのですが、渡嘉敷島は那覇の中心から船を使い約1時間なので同じくらいの時間で到達できます。

この距離感なので那覇から日帰りで離島旅行が可能なのです。

渡嘉敷島でウミガメを見るなら「とかしくビーチ」

渡嘉敷島は小さな島で車で30分もあれば回れる感じの島で、2つの有名な海水浴のできるビーチがあります。

渡嘉敷島に観光に来た全員が訪れるであろう有名なあはれん(阿波連)ビーチと、少々ひっそりとした感のあるとかしく(渡嘉志久)ビーチです。どちらも白い砂浜が続き水が透明でコバルトブルーに輝く美しいビーチです。

この2つの中でウミガメとの遭遇率が高いのはとかしくビーチです。白い透明な水のビーチで遊泳可能な浅い(2-3m)の場所でウミガメに出会えます。遭遇率の違いは海の中の状況にあります。

「とかしくビーチ」はサンゴの岩礁が無く、「あはれんビーチ」はビーチ近くに岩礁があるのです。

あはれんビーチはサンゴの岩礁でシュノーケリングで美しい魚を見られるので人気があります。とかしくビーチは岩礁が無いのでシュノーケルで魚を見る場合は満足感が少ないのですが、代わりにウミガメがゆったりと泳いでいるところに出会える可能性が高いのです。

とかしくビーチでは遊泳監視区域と遊泳制限区域がありますが、私は遊泳監視区域内、そして少し外側でウミガメに出会えました。

なので安全のために遊泳監視区域付近で泳ぐことをおすすめします。遊泳制限区域は泳いでも構わないのですが監視員が見守っては居ないのでライフジャケットを着てシュノーケリングが良いですね。

とかしくビーチの看板

それでは出会ったウミガメの動画をどうぞ。iPhone 12 miniの防水カバー無しで撮影しました。水深が2〜3m程度なので問題なくこなしてくれました。(撮影後の水洗いは必須で、充電も半日できませんのでご注意を→iPhone 12 mini で水中撮影(海中)を半年続けた結果は?

ウミガメに出会う確率を上げる準備

せっかく1日を使って渡嘉敷島に行くのですからウミガメに出会える確率を上げたいですよね。なので事前に準備できることをご紹介します。

  • 満潮時間が11時から3時くらいになる日を選ぶ
  • 移動はレンタカーかバイクを予約
  • 潜るために水中ゴーグルを持参する

最初に行く日を決めることが最重要です。ウミガメは満潮時に餌を食べにビーチの近くに来るといわれています。渡嘉敷島に日帰りで行く場合は、10時頃に島に到着して17時過ぎに島を離れるので、その時間の間に満潮が来る日に合わせてスケジュールを組みましょう。

満潮が11時から3時になる日を選ぶと良いですね(干潮満潮はネットで「渡嘉敷島 満潮」で検索すると簡単に先の日付も知ることができます。(参考:surf life 渡嘉志久島エリアの潮見表)

次に重要なことが渡嘉敷島で移動する手段を決めることです。移動は時間を有効に使うためにレンタカーかレンタルバイクを借りるのが最適で、港近くのレンタカーで借りると便利です。バスやタクシーは阿波連ビーチには行きやすく便利なのですが、マイナーなとかしくビーチには不便なのです。

水中ゴーグルを持参しておくことはウミガメと遊ぶために大事です。とかしくビーチ前のショップでシュノーケルセットとライフジャケットをレンタルすることが可能なので手ぶらで行けも可能ですが、ひとつだけ残念なことがあります。

それは「潜れない」ということです。ライフジャケットを着用していると水面に浮いてしまうので潜れません。ウミガメに出会っても水面から眺めるしかできずに一緒に泳げないのです。「それならウミガメと遊ぶ時だけライフジャケットを脱げばいい」と考えるかもしれませんが、すぐに監視員さんが注意に来るので無理です。渡嘉敷島ではシュノーケルをする場合は絶対にライフジャケット着用しなければならないのです。

そこで役立つのが水中ゴーグルです。水中ゴーグルだけで泳ぐ際はライフジャケットを着ていなくても監視員さんに注意されません(現地で監視員さんに確認済み)。理由はシュノーケルと異なり沖に流されていることに気がつけるからです。水中ゴーグルだとウミガメを見つけたときに潜って近くで観察したり一緒に泳いだりできますよ。

水中ゴーグルだけで泳ぐのも手ですし、ウミガメを見つけてからビーチに戻りシュノーケルから水中ゴーグルに切り替えるのも手ですね。いずれにせよ、透明な水中ゴーグルを渡嘉敷島に行くときはからなず持っていきましょう。→こちらの青の洞窟についての記事でも水中ゴーグルの素晴らしさを書いてます。

おわりに

那覇から1日で気軽にウミガメに会いに行ける渡嘉敷島の「とかしくビーチ」のご紹介でした。行く際は、①満潮時間、②レンタカー予約、③水中メガネ、を忘れずに!

もし、テレワークしながら那覇で1日フリーの日がありウミガメに興味があるなら渡嘉敷島は最適です!

ちなみに、私はこれまでに3回「とかしくビーチ」で泳いで2回ウミガメに出会えているので遭遇率66%です(笑)

(追伸)那覇近郊のビーチは東京から来ると美しい砂浜に透明な水!と感動しますが、渡嘉敷島に渡ると「那覇の海は汚いかも?」と感じるくらいに海の美しさのレベルが違います。もし、ウミガメが見られなくても渡嘉敷島を訪問して損したと感じることはないと保証します♪

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