沖縄本島の北の方にある宜野座村(ぎのざそん)その海岸沿いにひっそりとひろがる漢那(かんな)ビーチ。
シーズンオフに訪問した際はひとけがまったくなく、犬を連れて散歩しているおじさんがいるくらい、プライベート感のある落ち着いたビーチでした。
夏もリゾートホテルの立ち並ぶ恩納村のように山のように訪問者がくることはないでしょう。
ひっそりと静かにテレワークしたいあなたには、沖縄本島東側の宜野座村の漢那ビーチはかなりおすすめです。
ビーチ沿いにレンタカーを停め、散歩して、泳いで、車中ワークする、そんなワーケーションいかがですか?
漢那ビーチのサマリー
漢那ビーチのを完全に個人的な主観で評価してみました。
項目 | 評価 |
テレワークのしやすさ | ★★★☆☆(3) |
海の美しさ | ★★★☆☆(3) |
トイレとシャワー | ★★☆☆☆(2) |
漢那ビーチの良いところ
- 静かなひっそりとしたビーチ
- 砂浜はサンゴ少なめでクリーム色
漢那ビーチの残念なところ
- シャワーが無くトイレも旧式公衆便所
- 海中の透明感は低い
漢那ビーチの駐車場、シャワー、トイレ
- 駐車場 :有り
- シャワー:無し
- トイレ :有り(オフシーズンは鍵がかかっている)
それでは、つぎに写真と動画でご紹介します♪
漢那ビーチの魅力とおすすめ
漢那ビーチは沖縄のリゾート感はありません。でも、ビーチアクティビティがほとんどなく、スピーカーからの音楽もなし、落ち着いたひっそり感がある良い場所です。
沖縄の普通のビーチを体験するなら行くべきです。
漢那ビーチでテレワーク
テレワークするなら車中ワークがおすすめ、夏のハイシーズンはパラソルを借りられるようですけれど暑いので車中でいいでしょう。
ビーチ沿いの駐車場の3箇所にビーチが防風草のあいだから見える場所があり、そこに停めるとビーチを感じながら気持ちよくパソコン作業できます。
人が少ないので落ち着いた雰囲気があり、車の中でワークして、海を散歩して、泳いでとするのが快適です。忙しいリゾートホテルで、満喫しなきゃ!、と時間をフル活用する感覚ではなく、ゆったりと近所の海に来た感覚で時間を過ごせます。
漢那ビーチの海の美しさ
漢那ビーチを沖縄本島のリゾートエリアと比べると、海水のクリア感は低くサンゴ砂の真っ白さからの青色感も弱い。これは東側の宜野座村や東村のビーチの特徴で、クリーム色のしっとりとした色のビーチです。美しすぎないからこそ開発されすぎず人が少ないのが良いところです。
ビーチにサンゴ礁はないのでシュノーケリングには向いておらず、サンゴや岩に気を使うこと無く水泳を気持ちよく楽しめます(砂浜にはサンゴの死骸はおちてる)。小魚の大群がキラキラと泳いでいるのに出会ったときはめっちゃキレイでした(下の動画で紹介)。
もし、マリンアクティビティをしたいならば、漢那ビーチの管理を委託されている地元のショップに申し込むとダイビングやシュノーケリングも楽しめます。→ハピネスマリンクラブ https://www.hmcginoza.jp/
漢那ビーチを動画で撮ってみた
漢那ビーチの海中を動画で撮りました。
途中で小魚(熱帯魚ではない)の大群に出会いとてつもなく美しい。けれども、iPhoneのカメラでは濁りめの水に灰色の魚群が流れているとしか写らず。透明感が低い海中ではカメラの自動フォーカスが機能しづらいのでご勘弁を。
でもでも、目で見た小魚の群れはめっちゃきれいでしたよ。
漢那ビーチの場所
漢那ビーチまで、沖縄自動車道を利用してレンタカーで約1時間。
宜野座村に着くと車の絶対数がガクンと減り、沖縄の田舎に来た〜と感じられて落ち着きます。
沖縄自動車道は制限速度が80キロなのでくれぐれもスピードにはご注意を。
漢那ビーチの駐車場
無料の駐車場があり、広々としていてかなりの台数を停められます。
これまで10回以上訪問して混んでいることは皆無。(ただ、海水浴のハイシーズンは行っておらず不明)
この写真の左側の建物は「タラソラグーナ」のスパ設備で、漢那ビーチとは関係ないですが、ランチを食べたりシャワーを借りたりはできます。
漢那ビーチのシャワーとトイレ
トイレは有り。
でも、オフシーズンはトイレのドアに鍵がかけられていて使用不可。コロナ前まではオフシーズンでも使えたのですが、コロナ時にビーチ封鎖(駐車場やトイレ・シャワーを使えなくする)されてから使えなくなりました。
シャワー設備は無し。
ただし、シャワーの代替手段は2つあり↓
- 漢那ビーチ裏の温泉保養施設「タラソラグーナ」でシャワーだけなら660円(税込)で利用可能。せっかくなのでビジター料金2300円でヨーロッパ風のバーデン温泉設備を楽しむも良し。→タラソラグーナ料金表
- 漢那ビーチから車で2分の「道の駅ぎのざ」にコインシャワーとウォッシュレット付きの清潔なトイレが有り。子供向けの水遊びコーナーと大型アスレチック設備がある珍しい道の駅なのでシャワーがついてます。→道の駅ぎのざWebページ
さいごに
沖縄本島の東側のビーチはマイナーです。東京からで短期間の場合に訪問することは普通はないでしょう。
だからこそ、ある程度の期間のワーケーション、テレワーク、ノマドワークならば東側を選択肢に入れ、ひとが少なく観光化されていない落ち着いた沖縄ビーチを体験することを、今回はおすすめします。