沖縄の離島、石垣島から船で行く小浜島でテレワークした時の話です。小浜島にはコンビニもなく、観光客向けのお店以外は共同売店(地元の昔ながらのコンビニ的なお店)しかありません。
この小浜島でテレワークした時にスマホが壊れたのです。小浜島には家電ショップがないので、緊急で代替品を購入することもできません。
緊急事態で見つけた、スマホ無しで何とかテレワークを続ける方法について紹介します。
スマホがなくて困った事は?
スマホが壊れて困ったことは
- 2段階認証ができない
- テザリングできない
- 電話を受けられない
- チャットを受信できない
テレワークをする時に特に困ったことが2段階認証ができないことで、会社のネットワークに繋げられないのです。業務に必要なデータにアクセスするにはセキュリティ認証が必要で、その際にスマホのアプリでの認証が必須だからです。
スマホでテザリングできないことも困ります。WiFiを借りなければ仕事が出来ないからです。
電話を受けられないことは少し困ります。業務のやり取りはメールで連絡が来るのですが、急ぎの場合や電話好きのビジネスパートナーからは電話が来るからです。
チャットを受けられないのも困りましたね。直接の伝達は電話でもメールでもなくチャットがメインなので、読むことの出来ない状態では相手に既読のマークもつかないので心配されそうです。
スマホ無しで何とかする方法
スマホが死んで、石垣島に直ぐに戻るしかないなと考えたのですが、折角なのでスマホ無しを試すことにしました。
先ず、連絡方法ですが、パソコンのメールアプリ(Microsoft Outlook)は2段階認証無しでも受信ができたので、メールを読む事は可能でした。加えてSkypeもメールアプリに組み込まれていたので使えます。
テザリングが使えない代わりにホテルのWiFiを使います。ホテルのWiFiは部屋ではとても遅いのですが、フロントでは快適に使えたので、移動してパソコンで作業することにしました。
先ずメールを確認して緊急で無いことは後回しにする選択から開始します。会社のデータベースにアクセスしなければ解決できない要件には回答が遅れる旨を返信します。数日後には返信は出来るはずですから大丈夫でしょう。
会社の上司や同僚とのやり取りは、生きているSkypeを活かして対応できました。
おわりに
今回の離島でスマホが壊れる事故で学んだことは
- スマホは壊れることがある
- スマホがなくても仕事はなんとかなる
- スマホが無くなった時の行動を考えておく
ということです。
当たり前ですがスマホは電子機器なので突然動かなくなる可能性があります。なので、壊れてテレワーク作業が出来なくなることもあり、それだけで社会人として失格ではありません。
そこからどれくらいの時間でリカバリできるのか?リカバリまでの対処をどうするか?を想像しておくことが大事でしょう。
今回の場合は、メールとSkypeで数日は連絡だけで凌ぎ、石垣島に戻ればスマホを入手して業務を再開できると言うことです。(実際は那覇まで戻ってからAppleサポートの交換対応で復活まで3日間かかりました)
今回の反省
「離島ではスマホに無理させない!」
今回、スマホ(iPhone8)が壊れたのは水の侵入です。防水強化モデルだからとビーチで水中撮影していたのです。→【浸水します】iPhone 8 の水中撮影!海中でも防水機能は十分?【海中撮影は無理!】
離島ではスマホは特に大事なので、無茶しなければ良かった。