鹿児島から奄美大島まで自分の車で行ってみたいけれど、11時間をネット無しで過ごさなきゃならないの?とテレワーカなら心配になりますよね?
今回は、奄美行きフェリーでのネット状況をテレワーカーとして船中ワークできるのかご紹介します。
※今回のご紹介はマルエーフェリー(ALINE)です。マリックスラインと1日ごとに交代で奄美行きは出発しています、ネットは両方のフェリー会社で使えます。
左がマルエー(A)、右がマリックスライン(M)
フェリーでのネット状況
まず、結論から言うとフェリーに無料WiFiがありネットは使えます。
ただし、速度が遅い&不安定なので、電話会議などを組むことは止めておいたほうが良いでしょう。
接続するには普通のWiFiにつなぐと同じ手順でOK。
速度を fast.com で計測してみました。
ネットのスピードは、0〜700Kbpsです。船が走っている位置によって完全につながらない時もあり、良いときでも1Mbpsも出ません。
全く安定しないので通話には向かず、コミュニケーションはチャットが良いですね。
フェリーでの携帯電話の状況
携帯電話はアンテナが立つときもあります。島が近いと遮るものがないので遠くても電波を拾う感じですね。
でも、広い洋上では使えません。
フェリーでテレワークできるの?
ネットの環境はあるので、フェリーでテレワークは可能です。
窓側の席で海を感じながら船中ワークするもよし。
広い食堂スペースにはテーブルがあるので書類を拡げての船中ワークも可能です。
食堂は夕食時の1時間程度だけ営業ですので、ソレ以外の時間は開放されていて、パソコン仕事できます。
お酒を飲みながらワイワイしている方も居るのでイヤホンは準備しておきましょう。
フェリーで夕食
フェリー内で食事できるので乗船前に準備していく必要はありません。カップラーメンの自動販売機もあります。
私は心配で弁当を乗船前に近くのスーパーで購入して持ち込んだのですが不要でしたね。
フェリーの食堂で私が食べた夕食はこちらの「魚フライ定食」、鹿児島豚のとんかつやカレーもありました。(弁当は翌朝の下船後に美味しくいただきました)
トイレとシャワー
フェリーで快適に過ごすために気になるのがトイレとシャワーですよね。
トイレは最新式のウォッシュレット付きのトイレ完備です。以前に小さな船で汚いトイレで揺れながら必死で用を足した時とは全く異なる快適さです。
長距離路線らしくシャワーも付いています。前に北海道に行く時に乗ったフェリーについていお風呂はマルエーフェリーには付いてませんでした。
売店も有り
船内には小さなコンビニ的売店もあります。オープンしている時間は制限されていますが、パン、雑誌、ビールなど役立つものを売っています。
酔止めも販売していたので、船に乗ってから必要かどうかを判断しても大丈夫です。
2等寝室はどんな感じ?
就寝スペースは雑魚寝です。でも各自の場所は指定されるので、椅子取りゲームのように急いで取りに行く必要はありません。
私の乗船時はコロナの影響で1つおきに使われていて快適でした。(そもそも乗船している人も少なかったのですけど)
さいごに
今回は、船中ワークについてでした。
鹿児島から奄美大島行きのフェリーではネット接続があるのでテレワークは可能です。でもスピードは遅くて不安定なので、Web会議がある日は止めておいたほうが良いです。
フェリーは鹿児島を夕方に出発して翌早朝に奄美大島に到着なので、夜のWeb会議にだけ注意しておけば大丈夫ということです。(私の場合は、よるにあるヨーロッパとのWeb会議にだけ注意しておけばOKです)。
それでは、船中ワークに興味を持たれたら、ぜひ鹿児島から奄美大島へのフェリーでやってみてください。おすすめです!