ガッツレンタカーで2回×2週間を借りた経験を書いてます。(全てを知っているわけではありません)
「ガッツレンタカーは借りる価値アリです!」
ただし以下の条件に当てはまる場合です。
- 古い車でも平気
- 車は移動手段と割り切れる
- 健康保険証を持っている【最重要】
- 遠くまで行く予定は無い
それでは、ガッツレンタカーについて私の感じた価値をひとつづつ説明します。
ガッツレンタカーを借りるなら「古い車でも平気」は必須
ピカピカの車を格安レンタカーに期待している方はいないと思いますが、10年10万キロ越えの車を運転した経験が少ない方にガッツレンタカーはおすすめしません。
私は古い格安の中古車をメンテして乗るのが好きなのですが、ガッツレンタカーの車はまさにその車でして、10年越え10万キロ越えとは車内、各機関、構造物に疲れやヘタリが垣間見れる車です。
でも、個人売買で自分で購入した車とは異なりシッカリとメンテされていますし、壊れた時に自費で治す必要もないので安心して乗ることができます。【注意点あり→後述】
ガッツレンタカーは「移動手段」と割り切る
ガッツレンタカーに多くを求めてはいけません。車はあくまでも移動手段と割り切ることがガッツレンタカーを借りる時の注意です。
ナビはスマホ、USB充電ソケットは自分で用意して、エアコンも完璧でなくてもいい、バックカメラでなくサイドミラーでバックする、そんな昭和時代の車を乗る感覚で挑むと良いです。(ガッツレンタカーの車両は古いとはいえ平成モデルですけれど)
【最重要】ガッツレンタカーを借りる際は「健康保険証」の提示が必須
これはレンタカーを借り慣れた人こそ要注意です!ガッツレンタカーを借りる時には、
「健康保険証」&免許証の提示が必須です。
私は初めてガッツレンタカーを借りる時に保険証を自宅に置いたままであり危うく借りられないところでした。
ガッツレンタカーからのメールをよく読めば記載されているのですが、これまで数十社のレンタカー会社を使った中で免許証以外の身分証を要求されたことがなく(海外ではパスポートとクレジットカードを追加で求められますが)、準備していなかったのです。最後にマイナンバーカードを提示してスタッフの方にお店のオーナーさんに電話確認してもらい何とか承認して貰えました。
ガッツレンタカーの方に健康保険証が必要な聞いたところ「免許証は住所変更していない方もいるので健康保険証でダブルチェックする決まり」との事。ガッツレンタカーのフランチャイズの基準として決められているようです。
もし、何らかの理由で健康保険証を提示できない場合や免許証と健康保険証の住所が異なる場合は、事前にガッツレンタカーさんに確認を取ってください。当日、困ることになりますよ。
ガッツレンタカーは「遠くまで行く予定が無い」時に借りる
格安のガッツレンタカーを借りて本州縦断などはやめておきましよう。
何故なら、車に故障不具合が起きた際に対応してくれるのは「50km迄」だからです。
利用規約に明記されているルールです。
数百キロの距離に移動してから車の故障が発生し移動できなくなっても補償はありません。その後は自腹で移動費や代替のレンタカーを借りることになります。
私は高速道路でタイヤの振れが発生してガッツレンタカーに電話したことがあるのですが、その際に遠くでの故障は代車も修理も補償できないと説明を受けました。各店舗が独立しているので近くのガッツレンタカーでの修理や代車の対応はできないとのことです。
その際に心配になり「故障した車を50km圏内まで戻すことは借主の責任ですか?」と確認したところ、「ガッツレンタカーで対応します」との事でしたので50kmを超えて移動すること問題はなく、対応の補償がないだけです。
ガッツレンタカーは格安でレンタカーを提供する為にお店のリスクを最小限にしているのですね。各店舗が独立して運営しているのであれば仕方がないですね。
ガッツレンタカーで借りた車のリアル
先にお断りしますがガッツレンタカーの車両は古い車ですがよく整備されています。新車レベルを求めなければ快適に運転できます。そして以下に書いたことが発生した時に、お店の方はとても親切に且つ明確に対応できること出来ないことを説明いただけたので安心して使うことができました。
それではガッツレンタカーで発生したリアル事象をご紹介します。
ハンドルが高速で震える
ガッツレンタカーで借りた車で高速道路を走っていた時のことです。時速95キロを超えるとハンドルが左右に小さく振動する現象が出ました。通常走行には問題はありませんが、追い抜きの時に振動するので不安を感じます。
ガッツレンタカーに電話すると、整備の方と相談してくれて「速度を低めで走行してください」との返答。原因は分からないがタイヤのバランスや足回り関連のなにかかもしれないので通常走行できるならそのまま使用して欲しいとのことです。
確かに100キロ近くまで出さなければ運転に問題は無いので使えます。10万キロ越えの車両ですから仕方ないですね。
なので、カッツレンタカーを借りる時には走行に少しの制限が付く事は仕方ないと納得しておくことが必要ですね。完璧に使える車が必要な時は普通のレンタカーにすべきで、ガッツレンタカーを借りる時はあくまでも移動の手段と割り切りましょう。
ただ、不安を持ったまま帰路の高速道路を走るのも嫌なので何とかなりませんかと聞いたところ「ホイールバランスの確認はして貰っても良いですよ」と了承頂き近くのタイヤショップで診てもらいホイールバランスの調整をしてもらい、ガッツレンタカーさんで返却時に費用をみて頂けました。
ウォッシャー液が出ない
冬に零度度以下にならない地域のガッツレンタカーで借りたスズキの軽自動車で標高1000メーターの場所に向かった時のことです。ガッツレンタカーでスタッドレスのオプションも借りて万全の体制でした。
レンタルしてから数日後に昼にフロントガラスをキレイにしようとするとウオッシャーが使えいのです。ウォッシャー液のタンクをみても液も充分で凍ってもいません。
ガッツレンタカーに連絡すると、整備の方と相談してくれてスズキのお店で診てもらい原因を連絡下さいとの事。
スズキに行く時間もなく急ぎでは困らなかったので数日は様子を見ていました。
そして気温がグッと下がった日に原因が分かりました。ウオッシャー液のタンクからシャーベット状態の氷が溢れ出てきたのです。
原因は冬対応のウォッシャー液でなかったことでした。1度目はウオッシャー液のチューブの中だけが凍っていたので気が付かなかったのです。
ドアのロックがかからない。
運転席のドアロックがリモートキー操作で下がりきらない時がたまにあり、しっかりと確認しないとドアロックが開いたままです。
電話でガッツレンタカーに相談したところ「過去に整備をした部分で調子が悪い時もあるので、申し良さわけないですがロック状態に注意して使ってください」とのことでした。お店まで戻してくれたら点検もできるとの事。
ただ、この時にはお店から300km離れていたので、運転席ドアは都度ロック状態を確認し後ろの閉まらない時のある側のドアは使わないことにしました。
ガッツレンタカーを借りる際はこのような小さな事象は受け入れる必要があります。格安なので完璧を求めてはいけませんね。私は古い格安車好きということもあり楽しめますが「レンタカーなのに!」と怒ってしまう方にはキツイかもしれません。
おわりに
ガッツレンタカーは格安の良いレンタカーで、立地も駅から徒歩圏内が多く便利ですし、車の外装と内装も古い車の割にはキレイに整えられています。
でも利用する人を選ぶレンタカーだと感じますので、10年10万キロ越えの車を楽しむ感覚で使える人におすすめします。
普通の1万キロ以下の新車に近い状態のレンタカーを期待してガッツレンタカーを予約すると失敗します。
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