これまで、iPhone 8、iPhone 11 Pro で水中撮影(基本は海中)してきました。
そしてついに、iPhone 12 mini です!
防水性能も良くなっていますし、小型なのでパッキンのトラブルも減りそうですね。
結果として半年間の水中撮影ではトラブルは起きていません。(iPhone 8はゴムの経年劣化と思われる浸水で壊れたので今後の水漏れの可能性は分かりません)
それでは、iPhone 12 miniの水中撮影をご紹介します。
この記事を書いた半年後(使用開始後1年)にiPhone12miniが浸水した記事はこちら、理由も書いてます→http://telework.okinawa/iphone-12-mini-water-penetration/
iPhone 12 mini の防水性能
アップル社が公表しているiPhone 12 miniの防水防塵性能は深さ6mで30分です。
iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max は、IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級 (深さ 6 m まで、最長 30 分間) に適合しています。
https://support.apple.com/ja-jp/HT207043
けれど要注意のポイントは水漏れは保証の対象外、なので自己責任で水中撮影は行いましょう。
防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。水濡れによる損傷は、保証の対象外となります。ただし、消費者法の下で権利が認められる場合があります。
https://support.apple.com/ja-jp/HT207043
iPhone 12 miniで水中撮影した映像
青の洞窟で有名な恩納村の真栄田岬で撮影してきました。
iPhoneをカバー無しでそのままでの撮影です。
青の洞窟へ向かう途中で海中を撮影では、水の透明度がよく分かる美しい映像が撮れてますね。
次に青の洞窟内を撮った動画がこちら。
青の洞窟の神秘的な色が美しく出ています。
潜った深さは3から4メーター程度ですが、iPhone内の防水パッキンに影響はなく、海から上がった後も問題なく使用できています。
水中撮影後の注意
海中で撮影した後に気をつけることは、
- 真水でコネクタ部分をよく洗う
- コネクタが乾燥するまで半日は充電しない
海水に浸かったあとは真水で塩分を落とすことが大事で、塩分が付着しているとサビに繋がります。
そして特に注意すべきことは、絶対に水圧のかかった水で洗わないこと。
水圧は防水のパッキン部分(シール)を傷めて水の侵入の原因になるからです。
息で水を吹き飛ばすのもやめておきましょう。
iPhone 12 mini には水滴センサーが付いていて、水が着いた状態で充電器を繋ぐと警告が出て充電が始まりません。水による漏電で電子回路を壊さないための対策が施されているのです。
経験では半日(6時間)くらいは乾くまでにかかるので、海中撮影前にはしっかりと充電しておき、撮影時はバッテリーを使い切らないように照度を下げておくことが重要です。
もし、急いで充電したい場合は、電源に繋いでいないiPhoneの充電ケーブルにティッシュを被せて何度か差し込むと水分を早く取り除けます。ただ、ティッシュが残ってしまう時があるのでその際は爪楊枝などで取り除きます。
おわりに
この記事はiPhone 12 miniでの水中撮影(海中)を推奨も保障もしていません。海中でのスマホでの撮影は全て自己責任となります。
私は持ち物を少なくしたいのでiPhoneでの海中撮影にチャレンジしていますが、荷物が増えて良いなら小さなGoProを購入した方が安心安全に撮影ができます。
iPhoneが壊れると移動や生活に支障をきたすので、どうしても綺麗な海に出会い撮りたい時の非常手段にするのが無難です。
特に、連絡がつかなくなると困るワーケション中などはやめておいた方が良いですね。
この記事を書いた半年後(使用開始後1年)にiPhone12miniが浸水した記事はこちら、理由も書いてます→http://telework.okinawa/iphone-12-mini-water-penetration/